昨日、やなこと一つあった。
悔しいって言うか、
なんとも言えなかった。

映画を見た。
レニーゼルヴィガーが、
すごく好きで、
CHICAGO、
その映画を見るつもりじゃなかったけど、
それしかなくて、
明日も仕事だから、って。
映画は、すごく、
煌びやかで、華やかで、
レニーが、ブリジットジョーンズ以来、
すごく痩せてて、
この人みたいに、
可愛くなりたい!って思った。


映画終わって、
車に乗る瞬間。
映画の余韻。
映画の途中に
知らない番号。
しゅーはかけ直した。


あたしは、
車に乗ろうと、
助手席のドアに手をかけた。


「え、***??」


あたしの一番嫌いな名前。
あたしの一番聞きたくない名前。
あたしの一番気分が悪くなる名前。
あたしの幸せを奪う名前。
あたしの子供にはつけないと決めた名前。
大嫌いな名前。

別れた彼女だった。


連絡、とるとらないで、
泣いて、別れようとしたのは、
つい、何日か前の話だった。
それ以来連絡してないのは知ってた。
こっそり、携帯見ちゃったんだけど。
名前を聞いた瞬間、
足の力が抜けた。
なんか崩れていく感じだった。
その名前を発し、
聞かれてしまったことに気がついた、
しゅーは、
車のカギを開けてくれた。


すぐ、入った。
耳に手を当てた。
聞きたくなかった。
また、幸せが崩れていくよ。
体は痛くない。
心が痛い。


何分か、
ちょっと話した後、
耳をふさいでた、あたしに気づいた、
しゅーは泣いてると思い、
電話を切り上げた。


「また、不安になってるでしょ」
「大丈夫だよ」


なにがだいじょうぶ?
なにがへいき?
なにがふつう?
なにがおかしい?
お互いに連絡はとらないと決めた。
なのに、いま、電話で喋ってる。
いまは、お互いに、付き合ってる人はいる。
こんな所で
だいじょうぶ、と言える自信はないんだよ。
そんな、ちっぽけな理由なんて、
関係ないんだ。
ひとのきもちなんて、
コントロールできるモンじゃないんだ。












で。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索