やじろべぇ。

2003年1月28日
今日は会う日ではなかったのだけれど、
昼間突然電話がかかってきて、

「今日ヒマ?」
「ヒマだけど、どうしたの??」

決着をつけなくてはいけなかった
もう一人の女の子と会ってたらしい。
んで、一人暮らしの子だったから、
置いてた荷物を全部持ってきたみたいで、
それなりに多い荷物だったようで、
そのあとバイトだから、
一時的に預かってくれない?とのこと。

予定では、昨日だったから、
自分からは聞いてはいけないと思って、
何にもメールとか、電話とかしなかった。
一人で居たいかもしれないから。
私的には昨日、穏やかではない気持ちだったりして。
でも、
サヨナラしたことに、
私はちょっと霧が晴れたような感覚がして、
うん、イイよって答えた。
普段は、じゃあよろしくね.って言うけど、
今日は、いつもごめんね。と言ってた。
なんか、丁寧だなぁとは思ってたんだけど。

前にもこんなことがあった。
友だちとして続けようと思ってたら、
向こうにサヨナラされたようで、
振られましたって顔してた。
隠してほしい顔だったけど、
やっと、安心できるんだって、そっちの方に
気がいってた。
だから、今回もそんな感じだろうと思って、
会った時に、その話は私からするのはやめよう、
そう決めてた。
彼が自分の口から言い出すまでは。

5時に学校の正門前で待ち合わせして、
ちょっと遅れてきた。

「昨日あんまり寝れなくって・・・。」

確かに、ちょっと疲れた様子。
いろいろ疲れたって、二言目にはそう言ってた。

別れを告げて、そのあと、バスに乗って
学校行きながら、泣きそうになった。
今まで二股を不可抗力として、続けてたけど、
本当はそうじゃなかった。
本当は・・・。

そう言いかけて、彼はやめてしまった。
彼女に送った最後のメール。
見る?って聞いてきた。

見たいけど、見ちゃいけないものかもしれない。
見たら、この人が恋してたことを更に認めることになる。
もう、わかってた。
この人は、割り切ってたんじゃない。
好きだったんだ。
本当に。
こんなに落ち込むくらい。

二度と会わない。
そう言って、お互いに携帯のメモリを消した。
これからはない。
もう、もう一度はない。
そのことが、言葉だけではなく、
現実のものとなってしまったのが今日だった。


この人が私を選んでくれた理由は、
この先一緒にいるのはやっぱり○○だから。

そう言ってた。
できるなら、その辛さを隠してほしい。
私に見せないでよ。
私は、他の人に恋してたあなたが、
振られたのを受け止めてあげる場所じゃない。
私は、アナタのコイビトなの。
他の人を好きだったあなたは見たくない。


そう思った。
けど、彼はただ聞いてほしいのかもしれない。
自分の決断について。
今抱えてる痛みについて。


今なら間に合うよ。
今ならまだ間に合う。
彼女に引き返すなら今だよ。

この決断に自信をもってくれるまでは、
あたしアナタを許さない。

落ち込んで話す彼を見て、
ただ、聞くことしか出来なかった。
「大丈夫?」
「本当に私でいいの?」
それだけしか言えなかった。

どうしてほしいのかもわからない。
なにをもとめてるのかもわからない。
私にできることはただ一つ。
そばにいることだけ。


二人の間で揺れてたこと、
いい所だけをすり抜けてきたこと。


アナタは今になって、認めるんだ。

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